自家製発酵種でパン作り。



毎年 夏に桃を送ってくれる友人がいます。
今年も先月中旬に 箱いっぱいの桃が送られてきました。

とっても新鮮だったので 食べるだけではもったいない、と思い
試しに 酵母を起こしてみることにしました。
今までレーズンやリンゴで起こしたことはありますが 桃は初めて。

4~5日でどんどん発砲し あっという間にシュワシュワに!
とても発酵力の強い元種が出来ました。

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早速焼いてみた パン・オ・ルヴァン・ナチュレル。
カンパーニュとの違いは カンパーニュは少量のライ麦が入るのに対し
パン・オ・ルヴァンはフランス粉のみで 発酵種を使ったパンを呼びます。


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桃から起こした酵母は クセが無くとても柔らかな香り。
レーズンとは全く違って ちょっと意外なくらいでした。
「これ天然酵母なの?全然食べやすいね~!」なんて 家族にも好評♪

実は 一次発酵を冷蔵庫に入れたため 復温に時間が掛かりました。
もう少し窯伸びさせる為には...
いくつか工程を見直して 次は山型食パンに挑戦しました!


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使う度に 種の更新作業を繰り返していますが
今のところ パワーは衰えていないようです。
繰り返す度に 香りが深くなっているのがよく分かります。



今回 いろいろやってみて 分かったことが沢山ありました。
点と点だった知識が 一本に繋がっていく感じです。

出来るところまで しばらく種継ぎをしてみようと思います。
また ご報告致します!